不動産会社での営業職は群を抜いてブラック企業だった

ブラック企業

今回はブラック企業の体験談を聞いてきました。

実際、ブラック企業に勤務された方に生の声を聞くと、独特の辛さがあったのでシェアしたいと思います。

今回、話をお聞きしたのは以下の人です。

【職業】
土地の有効活用提案型、飛び込み訪問営業 25歳 男性

【勤続年数】
1年

【雇用形態】
正社員

ブラック企業の体験談

私は25歳の時に東証一部上場の不動産会社で営業職として働いていました。

中途採用で正社員として入社し、そこで1年間働きましたが、そこでの期間を思い返すだけで動悸がして気分が悪くなるほど、精神的にも肉体的にも追い込まれました。

こんなに、人を人として扱ってくれないような冷徹な会社がよくこの時代まで生き残ってこれたなと思うほど、ブラックの中でも群を抜いてブラック企業でした。

テレビCMもしてますが、あのイメージから想像は全くつきません。

どのようなブラック企業だったのか

業務内容は、土地オーナー様の管理できてない土地や、そのご子息様が相続で上手く活用できていない遊んでいる土地に自社アパートを提案し、不労所得を得るお助けをするという提案型営業でした。

ネットでの求人広告で謳ってる勤務時間や休日とは裏腹に、勤務時間は掲載内容とは遥かにかけ離れた朝7時頃から22時前後くらい、酷いときはそれより遅くの日付が変わる時間くらいまで、働かされていました。

出勤日数も、面接時には週休2日制という話で伺っていましたが、まともな休みをもらったのは入社した最初の1週目だけで、私がこの会社を辞めるに至るまでの残りの期間はすべて祝日なども含め、出勤でした。

上司は、休むのは勝手だが、他の社員は出勤するし、管理職の自分も出勤をして営業活動をするから、それに対して自分だけ休んで何も思わないお前はどうかしてるという風に言及され、常にそれが当然みたいな部分がストレスでした。

同時に、それによって休むことは悪いことなんだという考えにマインドコントロールされていきました。

そういう風に言われれば、弱い立場にいる部下はどんなに疲れていようとも出勤せざるをえません。

上司からパワーハラスメントを受けた

朝出勤してラジオ体操をしたあとに毎朝ミーティングがあるのですが、広い空間の全社員がいる前で、見せしめのように長時間、そこまで言うかというような公序良俗に反することまで大声で怒声罵声をあびせられ続けたり、中にはひどい暴力を振るわれる従業員も何人も目撃してきました。

上役同士だけが、業務中に無関係なガールズバーやラウンジの女の子のことを雑談して笑いあいながら楽しんだりする中、私たち従業員は、その日に訪問するエリアと訪問宅のルートを自分の部署の人数分何十枚もコピーやプリントアウトし、徹底的な下調べと準備を行いつつ、萎縮しながら自分たちがターゲットにならないように気配を消しながら、仕事してました。

私も、上司からパワーハラスメントを受け続けた被害者のうちの一人です。

というのは、従業員には社用携帯電話が貸与されるのですが、営業先でお客様との会話中でも、トイレに入っている時でさえも、どんな状況下にいたとしても3コール以内に電話にでなければ、どこかで仕事をさぼっているとみなされるのです。

こちらの話は全て言い訳とみなされ、一切きいてくれませんので、正当な理由がたとえあったとしても言い返せない雰囲気でした。

そんな滅茶苦茶な会社ですが、或る日、営業時間の運転中に上司から着信があり、三車線の真ん中を運転してる状況でもあったので、どこか車を停められる場所を探しました。

ですが、事故を起こしてはいけないという安全観点と、道路交通法違反に該当する通話しながらの運転が危険であるという判断から、走行中のその電話に出ず、数分後に安全地帯に車を停車し、かけなおしたのです。

そうしたら「お前なめてんのか!3コール以内にでろや!さぼってんじゃねーぞアホンダラ!」と、ものすごいべらんめえ口調でまくし立てられました。

ほかにも、上司が営業活動時に私に同行してきて、営業先のお客様の家の近くの物陰に身を潜め、聞き耳を立て、私とお客様との会話をずっと聞き続けるということもあったのです。

社名を冒頭で名乗るな言うのがその上司のやり方でしたが、お客様に「おたく、どこの会社の人?」と訊かれ続けたので、さすがにそろそろ名乗らないと不審がられると思い、物陰に隠れる上司のことを気にしながら恐る恐る、社名を私が名乗った瞬間、奥で舌打ちする音が聞こえてきました。

そしてそのお客様との会話がおわったあとに、上司が離れたところに私を呼び出し、「ぶっ殺すぞ!」と暴言を吐いてきました。

その瞬間に、この会社は自分の居場所ではないと確信しました。

半年後には70パーセントの社員が辞める

話は少し変わりますが、某大企業でのサービス残業や重労働、出退勤のデータ改ざん問題、労働苦による自殺問題などが記憶にまだ真新しい中、うちの会社でもほかの支店ではありますが、上司のパワーハラスメントにより、精神的に追い込まれた従業員の自殺者が出ております。

この会社では、体罰や言葉での脅しは当たり前で、営業車にはGPSが搭載されており、現在地は常に把握されていることや、契約につながるお客様を1日に最低でも3人見つけてこなければ、狂ったようにボコボコに言われます。

業務終了後には、見込み客の情報を紙媒体に記した用紙ごと上司に提出することが義務付けられていますが、どうしても見込み客が見つからずに1日が過ぎ去るときもありました。

そんな状況でも、見込み客に関する帳票を提出できなければ上司の逆鱗に触れることになるので、嘘で固めた帳票を提出した日も実際にありました。

自分の身を守るためには、それ以外に方法が本当にありませんでした。

この会社に入社したことがすべての悪夢の始まりでした。実際にこの会社に入社した社員のうち、半年後には70パーセントほどの人がこの職場に耐え切れずに、離職していきます。

そして、新人として入社してから月に数回の研修が実施され、関東や関西や九州などのエリアごとに合同研修が実施されます。

研修先で、心を許した先輩に会社のことについてどう思うかを尋ねてみると、ひと昔前よりかは、嘗て自殺者を出してしまったことや、某大企業のサービス残業問題などを他人事として受け流せない部分もあり、その改善に努めてる分、まだいまのほうが暴力やパワーハラスメント被害は減少してるらしいのです。

けれど管理職、特に部長クラスはいまだに部下に無理難題を押し付け、部下を人として扱わず、奴隷を扱うように威張りちらして優越感に浸ってる連中が沢山いるとのことです。

こんな会社だというのは、正直入るまでは予想だにしませんでした。

気の弱い人間は、おそらくこの職場で働けば、メンタルもフィジカルもボロボロにされてしまうかもしれません。

失敗したら怒られるというのは当たり前のことかもしれませんが、先ほど例に挙げた運転中の通話など、そういった法律に触れることをしてまで怒られるのは、どうかしてると思います。

万が一、その通話を3コール以内に出たとして走行中に交通事故を起こしたとしたら、上司は果たして責任をとってくれるのでしょうか。必ずお前が悪いといって無関係の立場をとることでしょう。

日が経つごとに、同期入社の仲間が凄まじいスピードで減っていき、気がつけば数えられるくらいの仲間しか残っていませんでした。

中には結婚して家庭を持つ方や、両親の介護をされている方もいましたが、「おまえの家庭がどうなろうとこっちには関係ない!」という発言をされてる管理職もいました。

アメニティが給料から天引きされる

他にも、給料天引きでアメニティという名目でお客様に配布するためのタオルやボールペンなどを大量に購入しなければならなく、自分の稼ぐ給料のうちの3万円くらいは、そのアメニティ費用で消えていきました。

生活費を稼ぎにきているのに、給料から天引きされる割合があまりにも大きくて、貯金やローンの返済計画もなかなか計画的にやっていくのは難しかったです。

アメニティ購入以外の出費としては、毎日の外回りのときの昼食を、直属の上司や同じ部署のメンバーと一緒に取らなければいけないというルールがあり、外食のお店のチョイスはすべて上司が決める場所になります。

けれど、平均予算が1500円前後というようなところばかりいくので、毎日のランチ代だけでひと月で5万円くらいは使ってました。

具合が悪くてお腹がすいてないとか金欠でお金がないとか言っても、先輩からお金を借りたくもないのに、借りて一緒にご飯を食べなければ上司にまた文句を言われるので、そういった強制的なルールがものすごく苦痛で嫌でした。

その状況を改善するためにしたこと

社用携帯が鳴ったら3コール以内にでるというルールに関しては、やはり走行中にでると交通事故を起こしてしまったり周囲を巻き込む危険性があるので、改善策として、そういう状況のときだけは3分以内に折り返しますのでという風に上司に相談しましたが、火に油を注ぐ結果に終わり大変遺憾でした。

アメニティグッズ注文による給料天引きに関しては、多くもなく少なくもなく、文句を言われない数量を先輩社員にきいて注文し、なるべく出費をおさえることで上手くやってました。

毎日の上司や同部署のメンバーとのランチ代は、そのお店の一番安いメニューを注文することで出費を最低限におさえてました。

一番ひどいときは、単品の一番安いサラダだけ食べてました。そうでもしないと、本当に貯金やローンの返済や家賃・光熱費・携帯代・駐車場代などの支払いが厳しかったです。

基本的に時々行われる会社の飲み会なども、自分の部署の上司が顔をだすとなると、部下の私たちもお酒が飲めなくても参加しなければいけませんでした。

なぜなら、上司がくるのに部下は顔をださないのかという風に上から言われるわけです。

全く楽しくもないし、早く家に帰って少しでも寝て疲れをとりたいのに、文句を言われながらお酒をついで、終始営業スマイルで本当に疲れました。

でも、それでも上司に気に入られれば対応も今よりましになると思い我慢し続けましたが、やはりダメでした。

環境を変えるには、自分が変わるしかないという風に、いつしか考えていくようになりました。

その日々の中で、現状打破するために、先ずは上司との距離感のつかみ方や、コミュニケーション向上のために、ネットのオンラインブックストアで、上司と円滑なコミュニケーションをとるための本なども読み漁り、実践していきました。

やはり営業マンですので、結果を出すことが一番の上司の喜びだと考え、ロープレを自分からみてもらったり、教わったことを一軒一軒の訪問先で実践したり、根気強くやっていったつもりでしたが、上司の態度の変化は一筋縄ではいきませんでした。

同じ部署のメンバーも退職届も出さずに音信不通になって辞めてしまい、辞めたメンバーがしてた分の仕事の負担まで請け負わなければならなくなったことが更に仕事の効率化をさげ、同時に上司のイライラに拍車をかける原因になっていきました。

その結果、上司の私たちに対する苛立ちは益々ひどいものとなっていきました。

結果的にその仕事は辞めました。

仕事を辞めた理由

結局私は仕事を辞めてしまうのですが、やはり上司と部下の関係性はシッカリするという点では大いに賛成ですが、行き過ぎた指導や暴言、そして何よりも人間を人間として扱ってくれようとしない態度、たとえば「暴力」や「ぶっ殺す発言」等。

これらの要因が、離職率を底上げしてる原因の根本ではないかと考えてます。管理職の部下に対するパワーハラスメントは、時に自殺者までを出してしまいます。

この会社は、上層部が全員とは言いませんが、お金に魂を売った非人道的な上役ばかりです。私ももっと内情をリサーチしたうえで、入社を慎重に決断するべきだったと後悔しています。

暴力や言葉の暴力が容認され、休みも年中無休で毎日怒鳴られて、こんなところにいたら躁鬱になってしまうと思い、最終的には引き止められましたが、いまでは辞めて正解だったと清々しい気持ちで過ごしてます。

そういった実情で、会社の上司が精神的苦痛を生み出す原因だったので、その苦痛から免れるために、そして、この会社で定年まで働く自分の姿を想像したとき、そこに自分の幸せな姿が展望できなかったので、より現実的に長期でも働ける会社に転職し、幸せな生活をおくるためにこの会社を辞めました。

ブラック企業に勤めている方へのアドバイス

この記事を読む全てのブラック企業在籍の皆様にできる範囲で、本気でアドバイスさせていただきます。

入社してからブラック企業だったと気づき、後悔することのほうが多いとは思いますが、奴隷にだけは成り下がってはいけません。

皆さんには人権があります。たとえ管理職の命令でも時には間違いもあるので、勇気を出して間違ってることに対しては誠実に意見することも大切です。

中には、意見なんてしたらとんでもない目にあわされるという風に脅しをかけられる人もいるかもしれませんし、実際にいたかもしれません。

私が自分の身を守るために常に持ち歩いてたものが、ボイスレコーダーです。

何かあったときに、このボイスレコーダーが皆さんを守る最大の武器になります。証拠があれば絶対負けませんし、労働監督署や警察や弁護士も動いてくれるはずです。

ただ、その勇気を出すタイミングが難しいとは思いますが、必ずパワーハラスメントをしてくる上司には有効です。

もし、いま精神的に追い込まれて、鬱になりかけてる人や自殺しそうな人が近くにいれば支えてあげてほしいですし、自分自身がその状態になりかけてるときは、信頼できる仲間に相談して精神的に支えてもらえることに安心してもらいたいですし、その仲間のことを誇りに思ってほしいです。

私自身も自殺までは考えませんでしたが、ブラック企業にいたときは鬱状態でした。

死んだら終わりですが、死ぬくらいならパワハラ上司に一度立ち向かってみたらどうでしょうか。

もちろん、暴力はだめです。ただ、理不尽な理由であれば、とことん話し合ってみることが大事だと思います。相手も人間ですから、平静を装っているようにみえても相手も貴方が怒れば恐いという感情を抱いて、対応も少しはましになるかもしれません。

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