妊娠したら強制的に自己退職させられたブラック企業

ブラック企業

今回はブラック企業の体験談を聞いてきました。

実際、ブラック企業に勤務された方に生の声を聞くと、独特の辛さがあったのでシェアしたいと思います。

今回、話をお聞きしたのは以下の人です。

【職業】
エステ、マッサージ関連 24歳 女性

【勤続年数】
2年7ヶ月

【雇用形態】
正社員

ブラック企業の体験談

私は22歳の時に、エステ・脱毛・フェイシャル・整体などのマッサージ関係の仕事をしていました。

同じ大学の先輩からとても良い会社だと言われ、私も早く就職先を決めたかった事もあり、言われるがままに入社しました。

新卒で入社してから正社員として2年7ヶ月ほど働きましたが、私が想像を超えるほどのブラック企業でした。

どのようなブラック企業だったのか

仕事内容としては、ドライマッサージやオイルを使用したマッサージ、フットマッサージ、脱毛、フェイシャルの施術を問診からカウンセリング、お見送りまで行っていました。

施術以外にも、受付での対応・予約管理・電話対応、カルテの入力などの業務もしていました。

「勤務時間は9:00~17:00」と募集要項や求人票に記載がありますが、実際のところ、定時にあがれることは一度もありませんでしたし、1日12時間労働があたりまえの毎日でした。

出勤日数も「週休2日制で、月に8日休日があります」と記載されてはいますが、月4日くらいしか休日はありませんでした。

1ヶ月の売上を達成するために、「休日出勤したら~?売上を達成したいのであれば出社した方が良い事くらい分かるわよね?ま、自分の判断で決めなさい」と半強制的に出社させられることがあたりまえでした。もちろん、有給も一回も使用したことがありません。

ただ風邪やインフルエンザで休む際は、そのまま辞めてしまう人が多くいた為、優しい言葉をかけてきて「大丈夫?明日は出勤できるといいね。みんな待っているよ」と辞めないようにやさしくされていた覚えがあります。

1年間で4回も店舗を移動させられた

つづいて、売上目標に関してですが、月の売り上げを必ず毎月達成しないとボーナスがもらえないというシステムだった為、出社時間の1時間前の朝の8時半に毎日出社していました。

売り上げを達成できるように技術練習をしたり、寒い時も暑い時も大雨や大雪が降っているときも必死でチラシ配りをしていました。

呼び込んだお客さんは、呼び込みをしたスタッフが入れるようになっていたのですが、先輩の指示があるときは自分が呼び込みをしても施術に入る事は出来ませんでした。

私以外のスタッフは、自分が呼び込んだ人は自分が入るという事が多かったのですが、上司に私の事をよく思っていないスタッフがおり、わざわざ私に「呼び込みしたのあの子よね?〇〇ちゃんそのまま入って~」と私に限っては、入れない事が日常茶飯事でした。

それでも弱音をはかず、毎日毎日努力をしました。しかし、新入社員でしたが、会社都合で1年間の間で4回も店舗移動させられました。

そんな環境の中で売り上げをとれと言われてもベテランですら不可能です。それを店舗の売り上げ達成にならないのは、新入社員である私のせいだとおしつけてきたことには驚きました。

結局月の売り上げが達成できず、一番最初に勤務していた店舗に戻される事になりました。その影響もあって、スタッフともなかなかなじめず苦労しました。

どの店舗で勤務していても、やり方をかえず誰よりも早く出社し、一番最後に帰るという事をしていても、指名のお客さんがついてすぐ移動になってしまっていたので、売上目標を達成できませんでした。

結局、同期はボーナスをもらえていましたが、私に限っては何回も移動させられるあげくボーナスももらえず、残業代は1円も発生せずサービス残業だった為、災難な一年を過ごしてしまいました。

強制的に同居生活させられた

ある日、移動ばかりしていた私でしたので、毎度毎度店舗が変わるごとに出勤が大変だろうと上司に言われ、都内に住むことを進められました。

入社時の契約では「お金がかかるから、実家から通いたいです」と社長や直近の上司にも伝えており、了承をもらっていました。

けれど、最終的に店舗が東京に代わると「東京まで毎日電車で通うのは大変でしょう。会社が家賃の半額は負担してあげるから都内に引っ越しておいでよ。もちろん一人部屋を用意するよ」と言われ、私もやっと考えてくれるようになったのかなと思ってしまい、言われるがままに引っ越してしまいました。

ところが、住み始めてから半年もたたないうちに、突然「新しい子が一緒に住むことになったから」と告げられました。

私は唖然としてしまいました。了承していないのに上司から「な!頼むぞ!」と言われ強制的に8帖一間の部屋に2人で住むことになってしまいました。

家具も電化製品も自分で用意したものだったのですが、上司には「使わせてやってね」と言われ、許可していないのに勝手に使う事になっていたことには信じられませんでした。

同居人からよくよく話を聞いてみると、一緒に住むことは私が東京に住むと決まっていた時期とほぼ同時期だったようで、初めから一人で住まわせてあげると言っていた事は嘘だったようです。

この時、初めてこの会社はとんでもないブラック企業であると感じました。

しかし私は、努力していればいつか報われるだろうという安易な考えをもっていた為、どんなに苦しくても毎日努力を続けました。

妊娠したらマタハラされた

その後、私が結婚することになると同時に妊娠が発覚し、つわりの時期がひどかったこともあり、仕事を休みがちになっていました。

つわりが原因で休んでしまったときの休日は有給ではなく欠勤扱いにされ、給料は一銭も支払われませんでした。

しかし、私以外にも妊娠し産休・育休をとっていた社員の方がたくさん在籍していたこともあり、またせっかく2年弱も続けてきたのだから、まだ出産後も続けていきたいと思っており、出社できるときは出社するようにしていました。

ですが、妊娠7ヶ月に入るとおなかも大きくなってきまして、なかなか出社しても施術に入れないという事が多々ありました。

女性が多い職場だったので、出産については物分かりがよい上司や同僚が多かったのですが、やはり社長や専務、常務等の上に立つ人からは理解がえられず、急遽社長室に呼び出されてしまいました。

妊娠以外は通常通り仕事に専念していましたので、なぜ呼び出されたのか不思議でしたが、いわれるがままに社長室に行ってみると、私に声をかけてくださった大学の先輩・専務・事務スタッフ(一名)が座っており、なんだか異様な空気が流れるまま話が始まりました。

大学の先輩が口を開き「あなたが頑張っていることはみんな知っているよ。でも妊娠してしまった以上この仕事を続けていくことは難しいと思う。産休をとって育休をとって復帰しているスタッフもたくさんいるけれど、できれば自己退職をしてもらいたい」と告げられました。

私の頭の中は真っ白になりました。

「え?なぜ私は産休、育休をとれないのですか?まだ続けていきたいと考えているのですが…」と伝えると、専務が「売上もとらなければいけないし、仕事もまだまだ続けていかなければいけない状態だけれども、現に休みがちになっているしね。ま~、体が一番だからね」との返事でした。

本音は言われませんでしたが、率直に言うと「売上をとれないやつはいらないから」といわれているような感じでした。

私は「怒り」と「悔しさ」と「やるせなさ」で心がいっぱいになりました。

こんなに仕事に時間をさいて、休みも削り会社は絶対という事を頭にいれ行動してきましたが、この瞬間「どうでもいい」という気持ちになり、「はい。わかりました」と回答してしまいました。

私が了承したことで話し合いが終わり、すぐに退職に関する書類を書かされ、最終的に「いつ家を出ていける」と聞かれましたので「今日中に出ていきます」と回答し、すぐに出ていくことになりました。

その契約書も記入し、会社を出る際、社長に呼び止められました。

何を言われるのかと思うと「雇用保険少し長めに申請しといてやるから、これ以上問題にするなよ」と釘を刺されました。今でいうマタニティーハラスメントです。

この社長の一言で完全に吹っ切れ、最終的に辞めてよかったと思いました。ここまでブラック企業だとは入社当初は思いもしませんでした。

その状況を改善するためにしたこと

勤務時間や出勤日数に関しては、売上をとる為と思って毎日12時間以上勤務をしていました。もちろんサービス残業です。賃金は一切発生しません。

多い時で、AM8:00~翌日のAM2:00まで仕事をしていたこともあります。

チラシ配りを中心に集客に専念し、指名率も上げるために既存のお客さまにTELがけをしたり、時には割安で友達をよんで施術をしたりして売上をあげようと努力していました。

休日出勤はあたりまえで、出社したくないと思っていても、時々店舗から電話がかかってきて「なんで出勤しないの?今からでもいいから出勤しなさい」と嫌々出勤したこともあります。

休日出勤をしたところで給料には反映されませんので、賃金は一切発生しません。そんな中でも売り上げの為、売り上げの為と頭にいれ勤務していました。

いかに社員の人とうまく人間関係を築いていくかという事を常に頭にいれ行動していました。

その影響もあり、断ることが出来ない状況が多く、家を借りてくれると声をかけてもらえた時も「引っ越せばいいことがあるかもしれない」と良い方向に良い方向に考える事を心がけていました。

少しでも、会社の為になにかしたい、力になりたいと強く思っていたことから頼まれたことは断らない生活を続けていました。

店舗移動を命じられた時も、一切断ることなく「分かりました!私で良ければ力になります」と毎回引き受けていました。

しかし裏切られることが多く、どんなに努力しても評価してもらうことはなく、最終的には妊娠した事で、私以外のスタッフは妊娠したら喜ばれるのに対して、私の場合は自己退職を勧められるという方向にさせられてしまいました。

自己退職の話をされた時に、私だけではなく周りのスタッフでも不満を抱えているスタッフが何人かいたので、私がされたことを他の人には同じ思いをさせたくないという気持ちがありました。

この状況を少しでも改善してくれればと思い、退職する際に「スタッフはこう思っています。強制的に店舗移動をさせる事はスタッフにとっても良いことではないですし、もっとスタッフ一人ひとりのことを考えていれば、こんなにたくさんの問題は出てこないと思います。涼しい場所で事務仕事をしているだけではなく、もっとスタッフと会話をし、たまには現場にでて現場の人の気持ちを把握すべきだと思います。」と伝えることが出来ました。

後々、仲のよかった同期に話を聞くと、私が辞めてから数か月でいろいろ体制が変わったそうです。

無理に店舗移動させたりすることはなくなり、私が在籍していた時よりもましになったと聞き、思ったことを我慢するのではなく伝えていかなければいかないと私も考えさせられました。

結果的にその仕事は辞めました。

仕事を辞めた理由

妊娠をきっかけに強制的に自己退職させられたため、辞めざるおえませんでした。

辞めてほしいという話をされた時に、専務には「まだ続けさせてほしいです。とてもやりがいのある仕事だと思いますし、やっと指名率も上がってきました。まだまだ時間はかかるかもしれませんが、必ず結果を出せるように頑張りますので続けさせてください」と自分の気持ちを伝えましたが、何を言っても専務の心には届くことはありませんでした。

専務は「妊婦なのにどうやって売り上げを稼ぐんだ。無理だろう」と言わんばかりの態度で私が了承するまで、じーっと私が折れるのをまっていました。

私も折れるまでに、続けさせてほしいと会社に入社するきっかけをつくってくれた大学の先輩にも伝えましたが、私をフォローする事なく「妊娠してしまった以上仕方ないよ。つわりもひどそうだし、体のためにも辞める事をおすすめする」と言われてしまいました。

助けてもらえると思っていたのですが、やはり上司には逆らえないようで、特に上司にお願いしてくれることもなくただただ座っているだけでした。

産休・育休の実績がある会社だったので大丈夫だと安易に考えていた私もいけなかったと思いますし、簡単に人を信じてしまったことを後悔しています。

ブラック企業に勤めている方へのアドバイス

「私の会社は大丈夫!!いつか努力をしていれば報われる」と思いすぎてはいけません。もしかすると洗脳されている可能性があります。現に私はそうでした。

毎日、経営理念を店舗スタッフで読んだり、社長や上司に「大丈夫!お前ならできるよ。期待している」などと声をかけられることが多い人方は注意が必要かもしれましん。

特に優しい心をもっている方や人間関係に問題を抱えている方、努力しすぎてしまう方は気を付けることをおすすめします。

ブラック企業は、どんなに努力をしても表面では評価をしてくれていると思ってしまうのですが、実際には評価なんてしてくれんません。

努力のし過ぎで心と体がボロボロになる前に、勇気をもって思っている事があるのであれば伝える、改善してほしい事は伝えるべきだと思います。

我慢していると精神的な病になる確率が高くなります。伝えて改善されなければ、何も考えず辞める事をお勧めします。

世の中には、たくさんの会社があります。今働いている会社がすべてではありません。もっと自分に事を評価してくれる会社はたくさんあります。

私は辞めてよかったと思っていますし、現在ではしっかり努力したらした分評価され、社員から感謝され、必要とされ、お給料にもしっかり反映される会社に勤めています。

勇気をだして辞めてみましょう。大丈夫です。必ずあなたにあった会社が見つかりますよ。

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