アパレル販売員の仕事が辛い!終電ギリギリまでサービス残業だった

今回はアパレル販売員の方に仕事の体験談を聞いてきました。
実際、仕事をしている方に生の声を聞くと、意外な現場独特の辛さがあったのでシェアしたいと思います。
今回、話をお聞きしたのは以下の人です。
【職業】
アパレル販売員 25歳 女性
【主な業務内容】
店頭での接客、販売、在庫管理、顧客管理が主な業務内容です。
【仕事が辛い理由】
労働時間(残業・休日出勤等)
仕事が辛い人の体験談
今回はこのような質問をしてみました。
- 仕事が辛いと思った理由
- その状況を改善するためにしたこと
- 結果的にその仕事は辞めましたか?
- 仕事を辞めた理由、または辞めなかった理由
- 同じ仕事の悩みを持っている方へのアドバイス
それでは早速、見ていきましょう!
アパレル販売員の仕事が辛いと思った理由
私はセレクトショップの販売員として働いていたのですが、とにかくどこの店舗も人手不足でしたので、月の半分以上は他の店舗へのヘルプに行っていました。
店舗によってやり方がちがいますし、店長が変われば同じショップといえども全く環境が変わるわけです。
私が所属していた店の店長から教わってきたやり方ではダメだという店長さんも中にはいましたし、他の社員さんとコミュニケーションを取るのもつらかったです。
サービス残業は当たり前、終電ギリギリまで仕事をする毎日でした。休みの日も呼び出されることが多く、イベントの搬入の手伝いなどで何かしら毎日仕事をしていました。
当たり前ですがこれだけヘルプに行けば自分の所属していた店舗には月の半分もいないわけですから、お客様とのコミュニケーションも減っていきました。
せっかくお客様が会いに来てくださっても私が店頭にいない状態が続いていました。かといって他の店舗ではあくまでもヘルプでしたので、肉体的にも精神的にも辛い状態が続いていました。
体調が悪くなっても休むほど人もいません。なんと奮い立たせて出勤している状態でした。
自分の店舗にもどっても店長から様子を聞かれるわけもなく、他の社員から何かフォローがあるわけではなく、個人がいっぱいいっぱいでしたので、この会社にいる意味を考えさせられました。
しまいには閉店してしまう店舗もでてくるなど、今後の会社の状態も不安でしたので、もうこのままここにいるのは辛いだけだと思い辞めたい気持ちが強くなりました。
その状況を改善するためにしたこと
ヘルプが多かったので上司にかけあってみました。
けれど「うーん、来月は考えてみるね」と言われて、実際にシフトをみても何も変わっていませんでした。
結果的にその仕事は辞めました。
アパレル販売員の仕事を辞めた理由
自分の状況を上司に相談しましたが、何も改善されない状態が続いていました。
ヘルプに頻繁に行っていた店舗が閉店することになり、一気に自分の中で完全燃焼をしてしまったのが大きかったです。閉店セールから閉店作業まで手伝ったことで自分の中になんとかあった炎が消えてしまいました。
毎日仕事に対するやる気も出ない状態が続き、年齢的にも転職するならちょうどいい歳でしたので、辞めて新しい道を探すことに決めました。
服は好きでしたが、転職するならもうアパレルはやりたくないというのが本音でしたね。
店長に相談したところ案外あっさりと辞めさせてくれたので、退職を決めてからはとても早く時間が過ぎていきました。人生の中で販売をできたことはとても大きな経験になったと思います。
同じ仕事の悩みを持っている方へのアドバイス
人生は長く続いていきます。新しい環境に身を置くことは誰もが不安だと思います。
しかし私たちはなぜ働いているのか考えてみてください。幸せになるために働いているのです。
もし自分の心がNOだといったら仕事を変えることも視野にいれても良いと思います。案外出てしまえば怖いものはなくなりますから。