医療事務の仕事が辛い!泣くまで怒鳴られ1時間以上お説教された

今回は医療事務の方に仕事の体験談を聞いてきました。
実際、仕事をしている方に生の声を聞くと、意外な現場独特の辛さがあったのでシェアしたいと思います。
今回、話をお聞きしたのは以下の人です。
【職業】
医療事務 27歳 女性
【主な業務内容】
病院の受付業務、レセプト請求
【仕事が辛い理由】
労働時間(残業・休日出勤等)
仕事が辛い人の体験談
今回はこのような質問をしてみました。
- 仕事が辛いと思った理由
- その状況を改善するためにしたこと
- 結果的にその仕事は辞めましたか?
- 仕事を辞めた理由、または辞めなかった理由
- 同じ仕事の悩みを持っている方へのアドバイス
それでは早速、見ていきましょう!
医療事務の仕事が辛いと思った理由
入社した当初から、ずっと続けられる仕事ではないと感じていました。
毎日残業で早く帰れても8時や9時になり、他の病院で働いている友人に比べると拘束される時間がとても長かったです。
働いているとそれが普通になり、年齢も近いこともあり職場の人間関係はとても良かったのですぐに辞めず続けていられたのだと思います。
ですが、上司(院長)がとても変わり者でなんでも事務にさせる人でした。看護師や看護助手の間違いがあると私たち(事務)が怒られ、なぜがその作業をやらされました。
先生の側で薬や処置などを伝える際、絶対に聞こえてるはずなのに何度も言わされ怒鳴られました。
書類が少しでも間違えていると激怒され、気分次第で書類を持って行っても受け取ってもらえず、あとで来なさいと言われました。
それが就業時間内であれば何も思いませんが、時間外になっているにも関わらず何時間も待たされたことがあります。
自分たちの仕事で夜遅くまで残るのは仕方のないことだと思いますが、先生の雑用や説教(尋問)で夜遅くまで残されるのが耐えられず、辞めたいと毎日思っていました。
帰宅したのに電話で呼び出され、明日でもいいような仕事を頼まれたこともありました。
泣くまで怒鳴られ、1時間以上尋問の様に説教されることもありました。カルテを投げられたりすることもありました。
朝4時に帰ったときに、翌朝「昨日は何時に帰ったか」と聞かれ朝方4時だと答えると、「自分も同じくらいだ。若いから大丈夫だろ」と言われました。
こんなところにいたらいつか体を壊してしまうと思い、辞めたい気持ちが一層強くなりました。
1時間以上一人ずつ説教されて、飲みにいくたびに過呼吸をおこしていました。このままでは自分が壊れてしまうと思いました。
その状況を改善するためにしたこと
改善といううよりどれだけストレスを発散するかでした。
幸い同僚や後輩は仲が良かったので、旅行にいったり飲み会したりと、その時に職場の愚痴を言いまくってストレス発散していました。
閉じこもってしまうと鬱状態になってしまうので、できるだけ一人でも外に出かけるようにしました。
自分で考えるのではなく、人に話を聞いてもらうだけでも全然違うと思います。
あとは、自分の好きなことをしたり買い物したり、仕事のことを考えない日を作るようにしていました。
結果的にその仕事は辞めました。
医療事務の仕事を辞めた理由
このまま、この職場にいても自分が壊れてしまうと思いました。周りもどんどん辞めていき、この職場でどう頑張ればいいのかわからなくなりました。
ちょうど過労で眼も悪くなり、手術をしました。
退職願を提出した時に、その届を受け取ってもらえませんでした。このまま弱い自分のままだとここに拘束されて楽しいことも味わえないと思い、嫌われてもいいと思い無理やり退職しました。
辞めたくて辞めたのではなく、そんな上司の元で頑張れる気力がありませんでした。
何をしても心から笑えず、顔も重く笑顔を作るのも苦痛で、無表情の時が一番気が楽でした。そんなになってまでこの職場にいる必要はないのではないかと思いました。
辞めた後の転職も心配で踏みとどまってきましたが、これ以上ここにはいられないと思い辞めようと決断しました。
同じ仕事の悩みを持っている方へのアドバイス
辞めるのに躊躇している方がたくさんいると思います。自分が弱いとか、自分が悪いと責めている方も多いと思います。
ですが、何も悪くないと私は思います。一生懸命頑張っているのにその人の心ない一言で傷つけられ、無理な残業、労働をさせるその上司がおかしいのです。
確かに全部その人のせいにしてしまうのはいけないのかもしれませんが、自分のせいばかりにしているといつか壊れてしまい、社会復帰できなくなるくらい病んでしまいます。
自分に合った職場はたくさんあると思います。その職場がすべてではありません。一人で抱えこまず、周りの人に相談して下さい。