医療受付業務の仕事が辛い!パワハラが原因でうつ病を発症した

今回は医療受付業務の方に仕事の体験談を聞いてきました。
実際、仕事をしている方に生の声を聞くと、意外な現場独特の辛さがあったのでシェアしたいと思います。
今回、話をお聞きしたのは以下の人です。
【職業】
医療受付業務 42歳 女性
【主な業務内容】
来院された患者さんの受付対応が主な仕事でした。予約が入っている患者さんのカルテを予約時間順に並べておくこともします。
また診察時間ごとに患者さんの呼び出しや会計、次回の予約受付なども行います。
【仕事が辛い理由】
人間関係
仕事が辛い人の体験談
今回はこのような質問をしてみました。
- 仕事が辛いと思った理由
- その状況を改善するためにしたこと
- 結果的にその仕事は辞めましたか?
- 仕事を辞めた理由、または辞めなかった理由
- 同じ仕事の悩みを持っている方へのアドバイス
それでは早速、見ていきましょう!
医療受付業務の仕事が辛いと思った理由
年下ではあるものの、専門的なキャリアを持つ女性看護師との人間関係です。彼女が発する非常に辛らつな言葉には「耐えられない」と思いました。
患者さんやドクターがいる前でも平気で毎日のように暴言を吐き、その態度はどんどんとエスカレートしていきました。
最初は仕事絡みの内容でしたので、私の側にも反省する点があったかと思います。しかし、最終的には「目つき」「心が態度に出ている」「あなたは人間としてもスタッフとしても必要とされていない」などとことあるごとに攻撃されるようになっていきました。
周りの事務スタッフや院長、事務長らは見て見ぬフリ。そして私の仕事はどんどんと取り上げられていきました。
カウンター内で受付業務をしていると「それ、今やること?」と激しくなじられる始末。慌てて診察室やロビーの掃除をしようとしたら「本当に何もわかっていない」と罵られました。
毎日辛くて本当に「辞めたい」と思いつめる毎日でした。それでも踏ん張っていた私ですが、思い余って院長と事務長に相談しました。
女性看護師が私に向ける態度には気が付いているはずなので、味方になってくれると信じて疑いませんでした。
けれど「彼女は特別なキャリアがあるから、辞められたら困るんだよ。事務員の替わりはいくらでも応募があるが」と平然と言い放った院長のひとことには非常に大きな衝撃を受けました。
そのことが引き金となり、事務スタッフ達との関係もギクシャクとしていきました。仕事も居場所も無い職場。本当に辞めたい。そのことしか考えられない毎日でした。
その状況を改善するためにしたこと
職場の上司にあたる事務長と雇用主にあたる院長に直接相談しました。
さらに心療内科への通院を始め、悪循環を断ち切りたいと思いました。
結果的にその仕事は辞めました。
医療受付業務の仕事を辞めた理由
上司や職場の仲間たちからは一切救いの手は差し伸べられず、日に日に私を取り巻く環境は悪化していく一方でした。
また毎日、顔を合わせるたびに人格や外見の否定ともとれる(そうとしか受け取れないと感じました)言葉を浴びせられ、自己否定の気持ちがとても強く植えつけられていったことも苦しみの原因でした。
どこかで「自分にも責められる要因があるのでは?」「全部私が悪いから職場の雰囲気まで暗くなる」と自分で自分を追い詰める思考に陥ってしまい、毎日涙が止まりませんでした。
この話を高校時代の親友に話したところ彼女は烈火の如く怒りだし、「パワハラ、モラハラだ!」と断定。
その一言で自分を責める必要は無かったんだということにようやく気が付くこととなり、職場を辞める決意を固めました。
同じ仕事の悩みを持っている方へのアドバイス
あまり自分の殻の中だけで思いつめないことが大切です。公的な機関やカウンセリングなどに一刻も早い相談をお勧めします。
また第3者の意見(職場とは関係の無い人間)の意見を聞くことも有効だと思います。決して自分を追い込まないことです。