医療専門誌のライターの仕事が辛い!会社がブラック企業だった

今回は医療専門誌のライターの方に仕事の体験談を聞いてきました。
実際、仕事をしている方に生の声を聞くと、意外な現場独特の辛さがあったのでシェアしたいと思います。
今回、話をお聞きしたのは以下の人です。
【職業】
医療専門誌のライター 25歳 女性
【主な業務内容】
医療従事者(医師・看護師・助産師)への取材、記事執筆
【仕事が辛い理由】
労働時間(残業・休日出勤等)
仕事が辛い人の体験談
今回はこのような質問をしてみました。
- 仕事が辛いと思った理由
- その状況を改善するためにしたこと
- 結果的にその仕事は辞めましたか?
- 仕事を辞めた理由、または辞めなかった理由
- 同じ仕事の悩みを持っている方へのアドバイス
それでは早速、見ていきましょう!
医療専門誌のライターの仕事が辛いと思った理由
ミーティングという名目のつるし上げ(全員の前で2時間近く怒鳴られ続けること)が週に2〜3回あるります。
理事長や専務の機嫌にも左右されるため、昨日言ったことがひっくり返るようなことがざらなので、こちらの意見も言えませんでした。
また、専務は理事長に気に入られるために自分のミスを部下であるわたしや同僚になすりつけ、立場の弱いわたしたちが常にその対象に。
そもそも専務は理事長の息子。理事長は専務の言うことを全面的に信じていたし、会社の中に守ってくれる人や信じられる人など誰一人いませんでした。
家族経営の小さな会社で、理事長に目をつけられるとターゲットになった人は全員から無視をされました。仕事もどんどん取り上げられ居場所をなくされて、ターゲットとなった人はその人だけボーナスなしです。
夕食は毎日(!)社員全員で食べます。外食のときもあり、ミーティングをしながら出前をとることもあります。
そういったこともあり帰宅時間もますます遅くなるため、勤めていた2年間、実家暮らしなのに家族とはほとんど顔を合わせることができませんでした。
休日でも関係なく呼び出しの電話が掛かってきます。電話の向こうでは怒号が聞こえる状態です。
おかげで休日には何の予定も入れられません。というか予定を入れるとそのことも併せて怒られます。生き甲斐に近い趣味を持っていたわたしには、これもますます追い詰められる理由となっていました。
毎日仕事が終わるのは夜中の日付が変わってからで、有給も当然なしでした。
その状況を改善するためにしたこと
朝早く出勤しました。仕事を取り上げられるので、とりあえず掃除などできることは何でもしました。
結果的にその仕事は辞めました。
医療専門誌のライターの仕事を辞めた理由
もともとは明るい性格でしたが、毎日のように理事長の気分や専務によるミスをなすりつけられたことで怒鳴られ続けるとどうしていいのかもわからなくなり、毎日が憂鬱になっていきました。
休みの日にも電話で呼び出され怒鳴られ心の休まる日などなく、ストレスで失声症を患い、「死んでしまえば会社に行かなくて済む」とまで考えるようになったところで我に返りました。
当時まだ25歳。その会社で勤めた期間は2年ほど。若年でこの職歴の短さは転職でも不利になることは承知のうえで、「会社は命を懸けてまで行くものではない」「せめてもっと人間らしい生活がしたい」と強く思うようになり辞める決意をしました。
その旨を会社に伝えても聞き入れてもらえなかったため、最終的には弁護士さんを通してようやく辞めることができました。
同じ仕事の悩みを持っている方へのアドバイス
自分のことを大事に考えてください。月並みな言葉かもしれませんが、仕事であなたの代わりはいてもプライベートであなたの代わりはいません。
追い詰められて辞めると言い出すことすらできないのなら、それほど仕事への恐怖で洗脳されてしまっているんだと思います。
転職して、今わたしはとても幸せです。世の中にはあなたが今いるようなろくでもない会社ばかりじゃありません。
もっとあなたが輝ける場所は他にもたくさんあるので、どうか辞める勇気を持ってもらえたらと思います。