理学療法士の仕事が辛い!上司のパワハラが酷くて病気になった

今回は理学療法士の方に仕事の体験談を聞いてきました。
実際、仕事をしている方に生の声を聞くと、意外な現場独特の辛さがあったのでシェアしたいと思います。
今回、話をお聞きしたのは以下の人です。
【職業】
理学療法士 25歳 女性
【主な業務内容】
患者様に対してリハビリーテーションを提供する仕事
【仕事が辛い理由】
体調を壊した
仕事が辛い人の体験談
今回はこのような質問をしてみました。
- 仕事が辛いと思った理由
- その状況を改善するためにしたこと
- 結果的にその仕事は辞めましたか?
- 仕事を辞めた理由、または辞めなかった理由
- 同じ仕事の悩みを持っている方へのアドバイス
それでは早速、見ていきましょう!
理学療法士の仕事が辛いと思った理由
病院勤めでしたが新人の頃から上司からのパワハラがひどく、また、上司もパワハラと認識していないようでした。
具体的には大勢の職員や患者さんの前で私だけ酷く怒られることがしばしばあり、精神的にまいってしまいましました。
少し失敗してしまった特に、「お前は患者に対してマイナスになることしかしない」と言われた時には人間性を全部否定されたようで辛かったです。
1年ほど何かやるたびに否定されることが続き、ついにストレスで失声症を患いました。
一週間程お休みを頂き治ったのですが、休み明けの出勤時も「お前が弱いだけじゃないか」とか「声が出ないとか嘘なんじゃないか」とか言われてさんざんでした。
その後、部長に相談し、部署を移動させてもらえることになりました。しかし顔は毎日見ますし、患者さん関係のことでどうしても話さなければならない時もありました。
もはや話すだけでも手が震えたり吐気を催すレベルで拒否反応が出てしまい、仕事になりませんでした。それから体調を崩しがちになり、毎日勤め先で嘔吐を繰り返す日々でした。
そこからもう1年頑張ったのですが体調は悪化するばかりで、機能性ディスペプシアという病気になりました。
内臓に明らかな異常は無いのですが、ストレスが原因で脳から内臓に上手く指示が入らず、内臓が本来のように機能しなくなる病気です。
ストレスから開放されない限りは治らないとのことでした。手遅れになってしまう前に、仕事を辞めたいと思いました。
その状況を改善するためにしたこと
友達、他の上司に相談しました。
結果的にその仕事は辞めました。
理学療法士の仕事を辞めた理由
辞めてしまった理由としては、上司からのパワハラで自分に過度に自信がなくなり、仕事がままならないことと、ストレスから病気になってしまったことが大きな原因です。
もともと福利厚生も良いとは言えない所で、年間10人程度辞めてしまうような所でした。これ以上ここで働いていてもメリットはないし、無理をして取り返しがつかなくなるまで体を壊してしまいたくありませんでした。
まだ20代半ばなので、体さえ健康であれば転職して違う職場で働くこともできるし、もし働けなくても養ってくれる旦那や頼れる実家の存在があったので、特に怖いことはありませんでした。
ただただストレスから開放されたい、病気を治したいという思いで辞めました。
同じ仕事の悩みを持っている方へのアドバイス
上司からのパワハラなどで精神や体を病んでしまっている方がいるのなら、そこで働き続けるべきではないです。
会社なんていくらでもあります。自分のことを守れるのは自分だけです。
辞めるという決断はマイナスなことだけではないと思うので、我慢しないほうがいいと思います。