保育士の仕事が辛い!子供をおんぶしてばかりで腰痛になった

今回は保育士の方に仕事の体験談を聞いてきました。
実際、仕事をしている方に生の声を聞くと、意外な現場独特の辛さがあったのでシェアしたいと思います。
今回、話をお聞きしたのは以下の人です。
【職業】
保育士 22歳 女性
【主な業務内容】
0歳から小学校入学前の子供たちをご飯、散歩、お昼寝、トイレなど親が働いている間に責任をもってお子様をお預かりする仕事。
【仕事が辛い理由】
体調を壊した
仕事が辛い人の体験談
今回はこのような質問をしてみました。
- 仕事が辛いと思った理由
- その状況を改善するためにしたこと
- 結果的にその仕事は辞めましたか?
- 仕事を辞めた理由、または辞めなかった理由
- 同じ仕事の悩みを持っている方へのアドバイス
それでは早速、見ていきましょう!
保育士の仕事が辛いと思った理由
全く気の休まる時間はありませんでした。散歩に行けば、子供たちが怪我しないか、車は来ないか。ご飯はこぼすのを拭きながら、食べられないものをいかに食べられるように指導していくか、自分の食事は掻き込んでいました。
子供たちが昼寝に入れば、その間に連絡ノートを書きます。昼寝をしていてもちゃんと息をしているか見に行き、泣けばすぐに飛んでいき抱っこをしたりしてもう一度寝かせたり、もう起こして遊ばせたり。
その他トイレの世話、小さい子はおむつ替え、一日何度も着替えさせ、自分の休憩は全くと言っていいほどありませんでした。
保育士は子供の面倒を見るだけではなく、家に仕事を持ち帰らなければ間に合いません。誕生日カードの制作、行事の準備、日誌、1ヶ月の予定や年間予定まで立てなければいけませんでした。
若かったのに休日はくたくた。動いていることよりも、気が休まらないのが一番つらかったです。
散歩に行って転んでけがをすれば、親が迎えに来た時に謝罪をしました。
わかってくださる方は「先生、そんなことで謝らないでください」と言ってくださいますが、うるさい人だと「どこで、どう転んだのか。その時、先生はどこにいたのか。見ていなかったのか」責められることもありました。
人を預かるというのは、簡単ではありませんでした。気をつかいボロボロになります。
子供たちは可愛かったれけど、責任が重すぎました。本当に神経が休まりませんでした。
その状況を改善するためにしたこと
時々休んで、一日中寝るしかなかったです。石の上にも三年と思い、三年間だけと言い聞かせました。
結果的にその仕事は辞めました。
保育士の仕事を辞めた理由
体が正直、悲鳴をあげていました。頭痛に悩まされ、仕事場が近づくと吐き気に襲われました。なぜか、お昼くらいになると微熱がでました。
若かったので、毎日泣く子供をおんぶしてばかりで腰痛になってしまいました。一番は体がおかしくなり始めていたので、体力気力の限界でした。
あとは、女ばかりの職場でいろいろありました。保育園は複数担任のため、同じクラスの担任同士の保育の考えが合わないと大変でした。
私の場合は先輩と組むことが多く、先輩を立てないといけないので、疑問をもちながら保育をしていくのがつらく感じました。一人担任のほうが自分の思うとおりにできたと思います。
思い描いていた保育の世界と実際の世界はかけ離れていました。
同じ仕事の悩みを持っている方へのアドバイス
職場での人間関係や思っていたこととかけ離れていたなど、仕事はいろいろとあると思います。一番は、体を壊してしまっては何もなりません。
体が一番大事です。体が危険信号を出し始めたら、休息も必要だと思います。また、仕事も考え直すのも必要だと思います。
私は我慢しつづけた結果、辞めてほっとしたときに倒れました。
人生は一度しかありません。どうしてもつらかったら、合わないと思ったら、私は転職することも大事だし、体調が悪ければ休むことも必要だと思います。
仕事はほかにもあります。後悔しないように我慢しないようにしましょう。