アイリストの仕事が辛い!アレルギーなのに退職させてもらえなかった

今回はアイリストの方に仕事の体験談を聞いてきました。
実際、仕事をしている方に生の声を聞くと、意外な現場独特の辛さがあったのでシェアしたいと思います。
今回、話をお聞きしたのは以下の人です。
【職業】
アイリスト(まつ毛エクステの施術者) 22歳 女性
【主な業務内容】
百貨店でお客様にノリでまつ毛エクステを装着する。化粧品の販売。
【仕事が辛い理由】
体調を壊した
仕事が辛い人の体験談
今回はこのような質問をしてみました。
- 仕事が辛いと思った理由
- その状況を改善するためにしたこと
- 結果的にその仕事は辞めましたか?
- 仕事を辞めた理由、または辞めなかった理由
- 同じ仕事の悩みを持っている方へのアドバイス
それでは早速、見ていきましょう!
アイリストの仕事が辛いと思った理由
入社して3ヶ月くらいで目の周りに痒み、かぶれが出始めました。最初は原因がわからず薬局で肌荒れの塗り薬を塗っていました。
それでも治ることはなく、目の周りから鼻や口の周り、耳の中、首とかぶれは広がっていきました。
病院に行くとアレルギー反応ということで検査をしてみると、まつ毛エクステに使用しているノリでアレルギー反応がでているようでした。
そこで自分が装着しているまつ毛エクステを外し、これで治るだろうと思っていましたが酷くなる一方で、会社にも相談しました。
会社からは施術中にゴーグルを着用してはどうか?首が隠れるようにタオルを巻いたらどうか?などと言われ一通り試しては見ましたが、全く治りませんでした。
化粧品の販売も行っていたので化粧をしなくてはならず、痛痒く、化粧も綺麗に出来ず本当に辛かったです。
ステロイド剤の入っている塗り薬を病院でもらうと改善はされるのですが、ステロイド剤をずっと使うと肌の黒ずみや皮膚が薄くなる等の副作用が現れるので使う続ける事も出来ず、その場しのぎの対処でした。
このままアレルギーを抱えつつ仕事も出来ないので、退職を申し出ました。ある程度の役職を担っていたので、突然辞めるの出来ないだろうと3ヶ月前に退職届けをだしました。
そうすると会社は「辞めてもらっては困る。今はかぶれてないからアレルギー治ってるんじゃないのか?」と言われました。
副作用のことや薬を塗っているから落ち着いているだけだと話しましたが、薬代をだすから続けて欲しいとの回答でした。
女性の職場で美容を取り扱っている会社なのに、黒ずみができると分かっていながら続けさせる会社に不信感を抱きました。
結局なんだかんだ退職日を延ばされて、退職できたのは半年後でした。それから数ヶ月後には「戻ってこない?」と連絡をしてくるような上司でした。
必要としてくれるのはとても嬉しいですが、アレルギーという事情で退職したのを忘れているのか?と思う会社でした。
その状況を改善するためにしたこと
強い意志を持って上司と話しました。
何を言われても私の意志は変わらないと言い続けました。
結果的にその仕事は辞めました。
アイリストの仕事を辞めた理由
やはり薬を使い続けた時に出る副作用で、将来自分の顔に黒ずみができるのが怖かったです。
美容が好きで美容関係の仕事についたのに、そのせいで自分の肌が汚くなっていくのは耐えられませんでした。
お客様も、今から自分がつけるまつ毛エクステでかぶれているスタッフに施術されるのも怖いと思うし、化粧品を売っていても説得力がないと思います。
また上司に相談しても「どうしたら続けてくれるか?」という話しかせず、私の肌やアレルギーの心配をしてくれる方は本当に少なかったです。
直属の上司と話しても私の退職の決意が揺るがないのがわかるとその上の上司、またその上の上司と3回も面談をさせられうんざりしました。
仕事内容は好きだっただけにとても残念ですが、アレルギーというどうしようもない身体的な事情はどうにもできなかったです。
同じ仕事の悩みを持っている方へのアドバイス
辞めたくてもなかなか辞めさせて貰えない時には何を言われても気持ちは変わらないと、こちらの強い意志を提示することが大切だと思います。
何度退職を認めないと言われても、「こちらも何度も何日付けて退職する。意志は変わらない」と言い続けることです。
突然明日から行かないなどはせず、きちんと正規の手順を踏んで無理やり進めていってください。正規の手順を踏むことでこちらに非はなくなります。