SEの仕事が辛い!上司から異常に嫌われて精神的にボロボロになった

今回はSEの方に仕事の体験談を聞いてきました。
実際、仕事をしている方に生の声を聞くと、意外な現場独特の辛さがあったのでシェアしたいと思います。
今回、話をお聞きしたのは以下の人です。
【職業】
SE 40歳 男性
【主な業務内容】
一般企業向けの情報システムを構築。一般企業向けのパッケージソフトを開発。
【仕事が辛い理由】
人間関係
仕事が辛い人の体験談
今回はこのような質問をしてみました。
- 仕事が辛いと思った理由
- その状況を改善するためにしたこと
- 結果的にその仕事は辞めましたか?
- 仕事を辞めた理由、または辞めなかった理由
- 同じ仕事の悩みを持っている方へのアドバイス
それでは早速、見ていきましょう!
SEの仕事が辛いと思った理由
上司から「おまえなんか仕事でなかったら付き合いたくない」や、「性格上の問題だから一生そのままだろう」と言われました。
仕事が無くて家族がメンタルになっている状況でも単身赴任を強制され、なんとか1年近く耐えていましたが、常駐先の顧客の状況が悪化して契約を解除されました。
上司のいる職場に戻って仕事を探しながら部内の雑用をしていましたが、毎日上司にダメ出しや叱責を受け、少しずつメンタルが悪化し始め、仕事上のミスが増えていきました。
ますます上司からの攻撃が強くなりましたが、パワハラすれすれで一線を越えないライン内であり、ほとんどマインドコントロールを受けているような状態で外に相談するような状況ではありませんでした。
顧客先に常駐したり、別の上司の元で仕事をしていた時は問題なく仕事をこなしていたのですが、この上司の下ではどんどん無能になっていき、評価も下がっていったのです。
部の業績も悪いため自分の課の仕事を親会社に移管することになり、顧客先にいる時も執拗に「戻ってきても仕事はない。仕事が無いままだとどんどん評価が下がって、降格や給料のダウンが待っているだけだ」と警告されました。
実際に戻ったら、「早期退職制度に応募したらどうか」「自分のことしか考えない仕事の仕方が体にしみついているから、どこに行っても何か月か仕事をしたら、もう2回目はお前を使いたいと思うやつはいなくなるだろう」と言われたのです。
仕事を休み時間にすることを強要され、有給休暇を取る理由まで申告するように強制されました。
その状況を改善するためにしたこと
逆境を克服する内容の本を読んだり、ひたすら上司の指示通りに仕事を実行しました。
また、転職情報サイトに登録して転職先を探しました。
結果的にその仕事は辞めませんでした。
SEの仕事を辞めなかった理由
転職しても今と同じくらいの給料をもらえるかわからず、勇気が出なかったからです。
貯金が少ないため仕事が見つかるまで家族を養えない可能性が高く、転職のリスクが大きすぎました。
上司が変わる可能性や別の部署に異動する可能性が出てきたため、しばらく耐えて状況の好転を待つことにしました。
自分が何をしたいかわからなくなり、精神的に落ち込んで何かを決断する気力が湧いてこなかったこともあります。
本当に自分が今までの仕事の仕方では上司のいう通りどこに行っても同じことの繰り返しで、結局挫折してしまうのではないかと感じました。
そこで、転職するにしても上司を見返すくらいの力を身につける努力をしてみようと思ったのです。
たまたま次の仕事が見つかり、なかなか経験できない仕事だったため、スキルをつける意味でもう少し頑張ろうと思いました。
同じ仕事の悩みを持っている方へのアドバイス
人生はどういうきっかけでどうなるかわかりません。
ダラダラと先延ばしにして疲弊してしまうよりは、早い段階で決断して動く方がいいと思います。
また、自分が何をしたいのか、10年後や20年後にどうなっていたいかをしっかり考えて、そこをベースに判断するようにしましょう。