大手損害保険会社の営業が辛い!パワハラでうつ病になった

今回は大手損害保険会社の営業の方に仕事の体験談を聞いてきました。
実際、仕事をしている方に生の声を聞くと、意外な現場独特の辛さがあったのでシェアしたいと思います。
今回、話をお聞きしたのは以下の人です。
【職業】
大手損害保険会社の営業 26歳 男性
【主な業務内容】
損害保険の営業、集金、提案
【仕事が辛い理由】
人間関係
仕事が辛い人の体験談
今回はこのような質問をしてみました。
- 仕事が辛いと思った理由
- その状況を改善するためにしたこと
- 結果的にその仕事は辞めましたか?
- 仕事を辞めた理由、または辞めなかった理由
- 同じ仕事の悩みを持っている方へのアドバイス
それでは早速、見ていきましょう!
大手損害保険会社の営業の仕事が辛いと思った理由
教育担当として誰かが付くわけではなく、わからないことは自分で調べるか他に人に聞くことを前提とするシステムでした。
ところが調べてもわからなく(保険料率からの保険料算出方法など)、先輩社員に聞いてもとても面倒くさそうに答えるなど聞きにくい環境でした。
残業は当たり前で、朝7時には出社をし、退社は深夜0時だったりすることは日常茶飯事でした。
今思えばパワハラ案件もいくつかありました。一日で回るには不可能なコースで集金を指示され、できなければ叱責されました。
飲み会では自分の分だけからしを大量に盛られるなどのいじめもありました。本人たちは冗談のつもりでやっているのでしょうが、一般常識に欠ける社員が多かったように思います。
休日出勤も当たり前でした。プライベートな時間はほとんど取ることができず、次第に体調が悪くなってきました。
家から出るのがつらくなり、寝ることもできず、そんな状態で出勤したところでまともな仕事ができるわけなく、さらに怒られる、という悪循環が続きました。
耐えかねて心療内科に診てもらったところ「うつ病」と診断されました。体を壊したことが直接的な辞職理由ですが、その背後には社員同士の人間関係がありました。
どんなに給料が良くても、体を壊してしまっては元も子もありません。待遇のよさよりも、中にいる職員の人間関係は、仕事を続けていくということについてはとても大事なファクターであることを実感しました。
その状況を改善するためにしたこと
上司に相談しましたが、「そんなことはない」と事実そのものを捻じ曲げる対応をされました。
結果的にその仕事は辞めました。
大手損害保険会社の営業の仕事を辞めた理由
まだ26歳の話だったため、転職することで再起をはかれるのではないか、という考えが強かったためです。
実際転職サイトに登録し、色々な会社に志望書を出すとリアクションはよく、そのまま違う企業に転職することは流れとしては不可能ではありませんでした。
とにかく一秒でも早くこの職場から離れたいと思っていたので、即決してもよかったのですが、当時は転職よりも、もう一度学生に戻って自分の好きな勉強をしていたいという気持ちの方が強かったです。
そのため会社はすぐに退職して、その後はフリーターをしながら大学編入の時を待っていました。
結果フリーター時代に多くの仕事を経験することができ、自分の経験の肥やしになったため、とてもよい決断であったと思っています。
同じ仕事の悩みを持っている方へのアドバイス
ひとりで悩まずに、会社の中の頼れる人、もしくは心療内科のような専門医師に相談することが大切です。
すべてを自分のせいに帰結させてしまうと、何も解決されません。
一番優先されるものは自分の健康と自分の人生です。そのことを忘れずにいましょう。