コールセンターの発信業務の仕事が辛い!お客様に迷惑がられるだけだった

今回はコールセンターの発信業務の方に仕事の体験談を聞いてきました。
実際、仕事をしている方に生の声を聞くと、意外な現場独特の辛さがあったのでシェアしたいと思います。
今回、話をお聞きしたのは以下の人です。
【職業】
コールセンターの発信業務 21歳 女性
【主な業務内容】
個人宅・法人へ営業の電話をする業務
【仕事が辛い理由】
仕事内容
仕事が辛い人の体験談
今回はこのような質問をしてみました。
- 仕事が辛いと思った理由
- その状況を改善するためにしたこと
- 結果的にその仕事は辞めましたか?
- 仕事を辞めた理由、または辞めなかった理由
- 同じ仕事の悩みを持っている方へのアドバイス
それでは早速、見ていきましょう!
コールセンターの発信業務の仕事が辛いと思った理由
営業の電話は迷惑がられることが大変多く、100件かけて1件契約がとれればいいようなものです。
そのため電話をかけてもほとんどはガチャ切りか、「結構です!」などと断られます。まれに「個人情報はどうやって手に入れているんだ!どーいうつもりだ!」などと怒鳴るお客様もいらっしゃいます。
断られていくうちに自分のモチベーションも下がってきます。これをひたすら8時間続けます。集中力は途切れてきますし、断られすぎて嫌になります。
何より、どんなにいいサービスを案内していたとしても断られるたびに、自分が迷惑な電話をかけているという風に感じてしまいました。
コールセンターにはたくさんの人が同じように電話をしているので、近くの席の人が契約をとれているとかなりプレッシャーに感じました。
席に契約がとれた数だけ印をつけられるので、とれている人と、とれていない人がすぐわかるようになっていました。
ノルマというものはありませんでしたが、目標はありましたので契約がとれない場合には責任者の方と面談がありました。
怒られることはないのですが、どうして契約がとれないのか?ということを考えるよう言われたりと、精神的に辛かったです。
自分の中では頑張っているのに、成果を出すことが出来ないし迷惑がられるし、上司には詰められます。1日契約件数が0件の日は、給料泥棒なのではないかと思い情けなくて落ち込み、仕事へ行くのが憂鬱でした。
また、体育会系のノリの会社だったので自分には少し合わないなと感じて、辞めたいと思いました。
その状況を改善するためにしたこと
契約がとれている人に、どのようにしているのかコツを教えてもらいました。
結果的にその仕事は辞めました。
コールセンターの発信業務の仕事を辞めた理由
契約はとれる日もあればとれない日もあるような感じで、なかなか安定しませんでした。
そんな毎日を送っていると、いつしか仕事のことしか考えられなくなってしまい、営業成績を出さなければならないということのプレッシャーとストレスで吐き気や頭痛を起こすようになってしまいました。
休みの日も考えるようになってしまって、リフレッシュするための休日が自分を日々追い詰めるだけの時間になりました。
辞めよう!と思った主なきっかけは、電車での通勤をしていた際に、途中でめまいが起きて具合が悪くなり、自分の身体に異変が起きたことです。
同じ車両にのっていた方にも迷惑をかけてしまったし、会社にも心配をかけてしまいとても情けなかったです。
その時に、精神的にも身体も壊れるくらいなら、辞めて楽になりたいと思い、退職届を出すことを決めました。
同じ仕事の悩みを持っている方へのアドバイス
仕事を始めたばかりのときは、辛くて大変というのは当たり前なことです。
けれど続けていて精神的におかしくなってしまったり、不眠やめまい・貧血などと体に何かしら影響が出てきてしまった場合は、思い切って辞めても良いと思います。
身体を壊してしまえば働くことも出来ませんので、無理せずにできることを頑張ってください。